今日は昨日から一緒の仲間と京都に移動して、東寺に行きました。
東寺はずっと行きたかったお寺さんなので、暑かったけど頑張って行ってきました。
なぜ東寺かというと…。
今年の春に東京国立博物館で、特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」というのが開催されていて、同じ頃NHKで「東寺」や「空海」の特集も観て、是非行きたい!と思ってました。
その番組では、空海が密教の真髄を目に見える形で表した《立体曼荼羅》というものを紹介していて、春の『東寺展』では、東寺講堂から国宝の11体を運び、全方向から見られるように展示されていたので、とても興味深かったのですが結局都合がつかず行けずじまい。
そこで、今回、せっかく関西に行くのなら…と、東寺に向かったわけです。
上野の東寺展を見た友達も一緒でしたが、やはり本来あるべき場所に鎮座する姿は重厚だとか。
イケメン仏像(笑)と有名な大日如来をはじめ、いくつもの国宝の仏像は、見ているだけで心を見透かされるような緊張感に包まれました。
見て何かを思う…というより、何も考えず心を無にして対峙してみよう…と、黙って向き合ってみたらとても清々しい気持ちになり、帰路に着く前のクールダウンが出来ました。
この二日間に味わえた両極端の空気は、どちらも素敵で貴重なものでした。
これから家に帰ればまたいつもの時間が流れますが、『いつも』と変わらぬ時間を過ごせることは、とても貴重で有難いものだ…と、昨今のニュースを見ていると素直に思えます。
昨日会場で会ったお仲間さんから頂いたお土産と、今日自分で買った家族へのお土産で重たくなったバッグを担いで家に帰りま〜す。
お読み頂きありがとうございました。