昨日の記事に書いた、アリスのコンサート。
今日はあの熱かった時間を振り返ろうと思います。
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会場に入ると、先ず目に飛び込んできたのは、ステージ奥に浮くペガサス。
昔も今も、アリスといえばこれ!…のペガサスに、早速胸が熱くなりました。
客席を見回すと、ほぼ還暦以上と思われる大人たちが(笑)ツアTに身を包み、グッズのタオルを首にかけ仲間と談笑していて、1人参加の私も、その光景を眺めながら、とても幸せな気分になりました。
そして始まったライブ。
懐かしい曲たちが次々に流れ、その9割以上口ずさめた自分にも驚きました(^^;;
何年も、いや何十年も聴いてなかった曲でさえ、イントロが流れると「あ、あれだ」と分かり、自然に歌詞が出てくるのです。
メジャーな曲はもちろん、コアな曲、生で初めて聴く曲…と、もう全てが懐かしくてタイムスリップした気分。
前回私が参加したコンサートから10年経ってるのに、今回のアリスは一言で言うと〈攻めて〉ましたo(・x・)/(笑)
ツアータイトルが「限りなき挑戦」だからでしょうか。
MCで谷村さんが言ってましたが、「限りなき挑戦」というのは、30歳の時のライブ(武道館)のタイトルと同じです。
30歳で挑戦をして、その40年後、70歳でもまた『挑戦しよう』という3人の想いを込めたそうです。
今回のツアーのコンセプトでもある「限りなき挑戦」がそのまま曲のタイトルとなった新曲として披露もされました。70歳になった今の想いを乗せたロック調の〈攻め〉の一曲。
また、「狂った果実」や「エスピオナージ」といった、これまた結構攻めた曲もセトリに入り、熱く演奏して歌い上げるアリス。
古希になっても、《これからまだ限りなく挑戦》しようとするその心意気はカッコいいな…と思いました。
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途中20分の休憩を挟み、後半は、キンちゃんプロデュースのちょっとお洒落な曲披露のコーナー。
そして、定番曲で一気に盛り上がっていきました。
グッズ売り場で皆さんが買っていたペンライト。
これを、曲の雰囲気に合わせて振りまくったり波のように揺らしたり…。
会場が一体になって素敵でした。
最後は「遠くで汽笛を聞きながら」。
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アンコールは「チャンピオン」、そしてお別れの曲はやっぱり「さらば青春の時」。
「みんなが笑顔で帰れるように」…の言葉を添えてくれたのに、「さらば青春の時」はイントロを聴いただけで涙が出ました。
昔、アリスのライブレコード(ビデオも無かった頃なので)で、最後によく流れたこの曲は、今でも聴くたびに胸が熱くなります。
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谷村さんは、ソロアーティスト谷村新司の時にはあまり見せない、お茶目で可愛い表情をたくさん見せてくれました。
ベーやんは、演歌歌手?の時にはほとんど見られない、ギターをかき鳴らしてシャウトする姿を見せてくれました。
キンちゃんは昔のまま、70歳なのに昔と変わらずちょっと不思議ちゃんで、可愛らしかったです。
何より、この3人が元気に目の前にいて、お互いを称え合い抱き合う姿をこの目に焼き付けられたことが、何より嬉しかったです。
アンコールを終え、ステージを去る時には「また会おうね」と言って手を振ってくれました。
それに応える会場のあちこちからは「アリスありがとう!」の声。
本当に素敵な時間でした。
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ロビーでは、このツアーのセットリスト順のCDが売られてました(^^)
(MCで谷村さんも、「こんな親切なCDはない」と仰ってました( ̄▽ ̄))
ただ、私はアリスの楽曲は、ほぼ全部音源を持ってるので買いませんでしたが(ごめん)。(^^;;
帰りの車ではもちろんずっとアリスを聴きました。
一昨年(かな?)谷村さんが出した3枚組のベストアルバム『STNDARD〜呼吸〜』の中に、アリス時代の曲を集めた1枚があるのですが、それがなんと!全てライブ音源なのです!
昔はライブDVDなんてなかったから、ライブを感じられるのはレコードのみ。
でも、今思うと〈ライブ音源〉は最高に贅沢な気がします。
それを聴きながら余韻に浸りました。(今日も車で聴き、まだ絶賛!余韻中(^^;;)
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昨日隣の席になったおじさんが話してましたが、今月初めにこのツアーの武道館公演を、WOWOWで生中継したんですってねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
私、それさえも全く知らず、「知ってれば録画したのに〜」と悔しかったですが、逆に考えると、それを観てなかったお陰でネタバレせずコンサートに臨めて、セトリの全てにワクワク出来たから、これで良かったのかな…って思います。
想いのままにダラダラと書いてしまいましたが、お読み頂きありがとうございました。
おやすみなさい☆彡