最近、与党だけでなく野党議員でも失言がありましたが、度々続く《失言》を防ぐために、自民党では『失言防止マニュアル』を作ったとか?
テレビでチラッと見ましたが、その発想といい内容といい、なんか…、
あまりにも・・・な次元に呆れてしまいました(^^;;
機械じゃなくて人間が発する言葉に対して『マニュアル』って…。
ふざけてるのかと思いました( ̄▽ ̄)
(至って真面目なのが、余計笑える…)
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そもそも、
人が発する言葉って、〈思ってる〉から〈出る〉ものでしょ。
人は、先ず〈心で思った〉ことを〈頭で考えて〉初めて〈口から発する〉わけですよね。
口から出るまでに、いくつかの段階を経てるのに(経てるはずなのに)、どのフィルターにも引っかからず、ポーンと言い放ってしまう。
その後の謝罪会見などを見ると、必ず「不適切であった」と言います。
どうして言う前にその判断ができないのかな?
ましてや、最近は国民みんなが聞き耳立ててるってのに。
不思議でなりません。
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以前何かで聞いたのですが、国会議員の皆さんも元々は一般の人。
常識もあり、思いやりもある人たち。
良識ある、高い志を持った勇気ある人たちが選挙に出て、晴れて議員になるわけです。
でも、議員になると、周りから「先生」と呼ばれるようになります。
この「先生」という呼称がクセモノで、周りから「先生」「先生」と祭り上げられると、「自分は偉いんだ」と勘違いするようになるのだとか。
その結果、相手の立場、弱い人たちの立場を思い遣る気持ちを忘れてしまう。
そんな構図だとか。
秘書への暴言も、そんな構図の表れでしょうか。
もちろん、偉くなっても謙虚さを忘れずに、人々のために働いてくれてる議員さんも沢山いらっしゃいます。
でも、悲しいかな、そうでない議員さんも現実に存在するから、こんなおかしなマニュアルなんかが登場するんですね。
マニュアルの1ページめ、若しくは表紙には、
『覆水盆に返らず』
と、大きく書いておくことをお勧めします( ̄▽ ̄)
お読み頂きありがとうございました。