先週からずっと世界中の関心事になっている、水原一平さんの違法賭博関連のことで、今朝大谷選手が自ら会見をして、自らの言葉で一平さんに対する気持ちなども語っていました。
誰よりも信頼していた人に、こんな形で裏切られてしまった大谷選手の気持ちを思うと、本当に心が痛みます。
先週の第一報で、一平さんが話したことを、翌日には「ウソ」だったと本人が翻したのも不思議でした。
(それが大きな混乱や大谷さんへの疑念までも生んでしまったわけだから)
でも、情報番組などが〈ネット依存症〉のことを解説しているのを聞いたり、ネット記事のコメントを読んで、
《ギャンブル依存症の人は平気でウソをつく》
と知り、一平さんの「ウソ」にも納得できてしまいました。
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そもそもの話…、
「ウソ」をつくこと、
ウソを隠すためには、さらにウソをつき続けることになること、
それが周りはもちろん自分も苦しめること、
…は、普通の常識や理性があったらわかることだと思うのだけど。
ギャンブル依存症の人は、そこが完全に麻痺してしまうのでしょうか。
今回のことで誰もが、ネット依存症の怖さを痛感したのではないかと思いました。
国が進めようとしているlR 構想、大阪万博の跡地に計画されているというIR施設。
以前からギャンブル依存症への懸念が大きな問題になってて、今回のことがあっても、まだIR って進めるつもりなんだろうか。
怖い。
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「ウソ」といえば…、
ギャンブル依存症とは関係ないけれど、これまでの人生で、知り合いに《虚言癖》のある人が、2人いました。
話してくる内容に全く違和感もないので、ずっと信じていたら、あとで他の人から
「あの人の話すことは嘘だから気をつけて。虚言癖がある人だから」
と聞き驚いたものです。
その人から聞いた別の人の良くない話、自身や子供の自慢話など、全部ウソだった…とか。
自分が被害を受けたわけではないけれど、怖くなりました。
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これまで全幅の信頼を寄せていた人が「ウソ」で固められていた人だったと知ったショックは、本当に計り知れないと思います。
大谷選手はもちろんだけど、ついこの間初めて顔出しした一平さんの奥様のメンタルが心配です。