monologue

60代主婦のひとりごと

新聞の感想

 

今日の朝日新聞に、ジャニーズの性加害問題に揺れるファンの思いを取り上げた記事がありました。

 

新聞にこんなに大きく載っていることに、先ず驚きました。

そして、複雑な気持ちを明かすファンの方々にとても共感しました。

 

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私もジャニーズのタレント(関ジャニ∞)のおかげで楽しく過ごし、心の支えにしていた50代の10年間は、ライブ遠征や、沢山の仲間と語り合ったりと、丸ごと青春時代でした。

 

私がエイトから離れたのはこの問題ではなく、自分の問題でしたが。

 

hedahada.hatenablog.com

 

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ジャニーズ性加害の問題が表面化した頃、既に私は傍観者。

でも、ファンの方々の複雑な気持ちはよくわかるので、色々な事実が明るみになるたびに心が痛みました。

 

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“過酷だからこそ支えたい心理”…、記事の中で、芸能史に詳しい教授のお話に出てきたこの気持ちもよくわかります。

 

私の場合は今回の問題とは違うけど、色々あってメンバーが減って行ったりメンバーの病気のことを知らされたりして、彼らの苦しみが痛いほど伝わって。

たくさんの幸せや楽しい時間をくれた彼らに、自分ができることはずっと変わらず応援すること。

今がファンの頑張りどころ。

…そんな使命感のかたまりみたいになってました。

心の中で「これでいいのかな」って思いながらも、彼らから離れたら自分の中が空っぽになってしまうんじゃないか…という怖さもあって、“私が(私たち)が彼らを支えてることが正義”でした。

 

私は結局それがしんどすぎて、距離を置き今に至るけど。

 

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今もガッツリのファンだったら、私この問題とどう向き合ったのかな…って考えることがあります。

 

はっきり言えるのは事務所が悪いってこと。(私個人の意見です)

ファンだった頃も、彼らは好きだけど事務所のやり方は嫌だな…って、よく思ったし。

 

タレントに罪はない。

それもわかるけど、うーん、なんか引っかかる。

 

それでも多分応援を続けてると思います。

彼らは自分の仕事を一生懸命やってるだけなんだから…って。

否定してしまったら、彼らを応援した自分も否定することになってしまうから。

きっとそれが1番シンドイ。

 

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ジャニーズ性加害問題がメディアに出るたびに、

エイトの話題がエンタメコーナーに出るたびに、

心がざわついたり、チクッと痛んだり、時には傷口のかさぶたを剥がされるような痛みを感じます。

 

だから今は、自分のココロを守るために、できるだけ遠くにいるようにしてます。

 

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この問題では沢山の人が傷ついて苦しんでいると思います。

それを知ってても、何も動かないどころか、何事もなかったように活動させ続ける事務所には、本当にがっかりです。

そして、一応この問題を取り上げるけど、その後は何事もなかったようなメディアにもがっかり。

ますますテレビ嫌いになりそうです。

(個人の見解です)

 

お読み頂きありがとうございました。