畠山健二さんの「本所おけら長屋」シリーズ。
文庫になっている18巻、全部読みました。
(2年くらいかかったかな)
15巻までは、普通の表紙の上にイラスト風の表紙がかかってましたが、残りの3巻は普通の表紙に戻ってしまい、背表紙の色が揃わないのが残念(⌒-⌒; )
イラスト風の表紙を取れば背表紙は揃うけど、それはしたくない(笑)
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始まりは、数年前(うろ覚え(>人<;))、はてなのブロガーさん(どなたか思い出せない(>人<;))がこの本を紹介されてて、時代小説が好きな私はすぐに飛びついて、面白かったら買い進めようと、とりあえず一冊Amazonさんでポチってみました。
「全話読み切り」
「笑えて泣ける時代小説の決定版」
「江戸落語さながらの、笑いと情緒に溢れる連作時代小説」
そんな紹介文は、時代小説好き、落語好きの私にもってこい(^_^)v
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初めこそ、登場人物(おけら長屋の住人達)の相関関係が飲み込めず、ページをひっくり返したりでしたが、読みやすい文章と、どのお話もほっこりしたりホロリとしたりのオチがあり、どんどん読み進められました。
途中、ほかの本を読んだり、全く読書の気分になれなかったり色々でしたが、コロナ禍のこの2年以上の間、見聞きするニュースに心が疲れると、現実逃避で(笑)しょっちゅう〈おけら長屋〉にワープしてました( ̄∇ ̄)
買うのはいつもAmazonさんでした。
まとめて3冊くらい注文して、読み終わって次も読みたくなったらまた3冊くらい注文する…の繰り返し。
でも、今年に入ってからは、おけら長屋の人たちに情が移り過ぎて(笑)、読むピッチも速くなり、でも既刊の最後(18巻)にたどり着いてしまうのが寂しくてスピードを敢えて落としたりしてました。
最後の18巻は一昨日〜昨日で読み終わりました。
あ〜、終わっちゃった…との寂しさはあるけど、心の奥がじんわり温かくて、この作品に出会えて良かったな…と、心から思ってます。
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はてなのブロガーは読書好きの方もたくさんいらっしゃって、本の紹介記事を参考に、今まで読んだことのない作家さんの本を読んでみたり。
自分の知ってる範囲なんて狭いから、新しい世界に触れることができてありがたいです。
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「おけら長屋」は今後続きが出ることを期待して、また1巻から読み直そうかな〜と思ってます(^^)
お読み頂きありがとうございました。