monologue

60代主婦のひとりごと

13年分のありがとう。

今日は初夏のような陽気。半袖でも大丈夫なくらい。嬉しいです(^^)

そんな陽気なので、今日は車を洗いました。

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文章にすると、ちょっと複雑になっちゃいますが…(^^;;

 

今、我が家には車が4台。(1人に一台の群馬なので( ̄∇ ̄))

80を超えた義母もまだ運転してます…(^^;;

 

で、

一昨年、娘が免許を取ったので、練習用に…と、私が新しいのを買って、それまで私が乗っていた車を〈おさがり〉にしました。

ただ、大学には電車とバスで通えるので、ほとんど乗ってません。

練習しなければ身につかないのはわかってますが、私の方も練習に付き合うのがちょっと面倒だったりすると、無理に練習させなくても…と放置してきました。

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今年暮れに車検が切れるので、それまでには買い替えを…と、漠然と思ってましたが、この数日で、急に買い替えを思い立ちました。

その大きな理由は、娘は福祉系の大学生なので、今年の夏に実習があり、実習先には車で行かなければならないからです。

この夏に数週間でも毎日運転しなければならない…となると、早く次の車を買って、慣れないと、と俄かに焦り始めたわけです。(私が(^^;;)

車種はもう決めてあるので(私のと色違いの軽)、馴染みの営業さんに相談して、トントン拍子で話が進み、明後日には手続きを済ませる手はずに。

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そこで、やっとタイトルのお話ですが(^^;;

 

娘におさがりして、ほとんど乗らず雨ざらしで放置されてる私の車は、買ってから13年経ちます。

この車とサヨナラする時がいよいよ近づいて来たんだ…と思ったら、急にとても愛おしくなりました。

この車を買った時、娘たちは中学生と小学生。

2人を乗せて、また、それぞれを乗せて送り迎えをしたり買い物に出かけたり。

車の中で、進路のこと、好きなアイドルのこと、恋バナ、人生のことなど、沢山の話をしました。

ライブで東京や名古屋に行った時も、この車で新幹線の駅まで行ったので、そんな思い出もたくさんあります。

 

4年前に亡くなった母の通院も、この車でした。助手席でちょこんと座っていた母。

母の記憶の最後はこの車。最期、病院へ駆けつけるために夜中3時頃に車を走らせたことも蘇りました。

 

今日、久しぶりに自分で車を洗っていたら、そんな思い出の一つ一つが蘇り、泣きそうになりました。

そして、『13年間ありがとね。』と心の中で話しかけながら、丁寧に洗いました。

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娘に譲ってから私は専ら新しい方に乗り、こちらの車は、たまに乗ると「不便だなぁ」なんて思ったり。

買った当初はあんなに快適だったのに。

でも、車はあの頃も今も同じように、ちゃんと動いてくれてます。

変わってしまったのは私の方なんだと気付いたら申し訳なくて、また泣けてきました。

 

今日、隅々まで綺麗に洗ったので、この車とサヨナラするまでの最後の1ヶ月ほどは、出来るだけこっちに乗っていっぱい「ありがとう」を伝えようと思いました。

 

お読み頂きありがとうございました。