monologue

60代主婦のひとりごと

今年の漢字

お立ち寄り頂きありがとうございます。

 

昨日、毎年恒例の〈今年の世相を表す漢字一文字〉が発表されました。

 

『金』…だそうです。

 

なんかピンと来なかったのは、私が世相に疎いからかなぁ(⌒-⌒; )

理由は、オリパラで金メダルラッシュだったこと、コロナ関係で、補助金や給付金の話題が多かったこと…のようです。

理由を聞いてもやっぱりピンと来ない私(^^;;

 

これがコロナ禍でなければ、オリパラはもっと盛り上がったし、メダルラッシュ(コロナ禍でなかったらこんなに取れたかはわからないけど)も、年末までちゃんと記憶に残ってたと思うけど。

 

やっぱり今年もコロナに振り回された一年だったのは紛れもない事実。

なので、今年の世相に『金』(きん、かね)の文字のイメージが湧きません(^^;;

 

捻くれ者です( ̄∇ ̄)

 

*   *   *

 

今年の漢字〉、自分だったら何かなぁ…と毎年考えるので今年も考えてみました。

 

そして思いついたのは、

 

『灯』(あかり、ともしび)。

 

秋以降、コロナの感染状況が落ち着いてきて、未来に「光」を感じたり、「希望」を持てるようになって安堵した矢先にまた変異株の出現。

なので、私の今年の漢字一文字の候補に上がった「光」や「希」は却下(笑)。

 

今年一年の自分を振り返ると、不安やストレスの中でも、家族3人で過ごしたいくつもの思い出がありました。

前職を辞めて時間に余裕が出来た娘との日々の触れ合い、主人が平日休みの時を利用して、3人で出かけたお花見、母の日や父の日、先日の娘のお誕生会などで出かけた馴染みの古民家バルでの思い出。

(このお店、まもなく閉じてしまうのが残念でなりません)

 

そんな思い出の景色は、いつも柔らかい灯(ともしび)に包まれて蘇ります。

眩い明るさでないのは、やっぱりいつまで続くかわからないコロナへの不安、未来に希望が持ちきれないもどかしさのせいだと思います。

 

でも、大切な人達と何気ない日々を当たり前に過ごせることがこんなに愛しく思えた年は初めてかもしれません。

(ここ数年で我が家に住む人数がどんどん減ってる寂しさもありw)

 

*   *   *

 

それから…、

この秋、いきなり嵌った『きのう何食べた?』。

リアルタイムでは全く観てなかったのですが、アマゾンプライムで観始めたら夢中になって(笑)、ドラマは何巡も観て、サントラを買ってレシピ本も買って(^^;;

映画は2回観ました( ̄∇ ̄)

 

この作品も、根底にあるのは何気ない日々を好きな人と一緒に過ごし、美味しいものを食べて「美味しいね」って言う幸せ。

法的に守られない関係だからこそお互いを思いやって過ごすシロさんとケンジの2人の景色には、キラキラした光はないけれど、温かな灯(ともしび)の優しさを感じます。

(大ちゃんとジルベールが醸し出す空間には独特の光を感じますが( ̄∇ ̄))

 

*   *   *

 

この作品に出会ったこともあり、私の今年を表す漢字は『灯』だな…って思ってます。

 

来年こそは、年末に『光』とか『明』とか『希』みたいな文字を挙げたいものです。

 

お読み頂きありがとうございました。