うちの義母のことです( ̄∇ ̄)
今年に入ってから急に麻雀に興味を持ち始めました。いわゆる《健康麻雀》というものらしいです。
どこかで教えてくれるところはないか?…と聞かれましたが、私にはそんな知り合いはいません(^^;;
その後、たまに出かけるお年寄りのサロンで、「職員の若い男の子が教えてくれることになった」と話していました。
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それが、今朝になって今度は、友達のご主人が仲間を集めて麻雀を始めることになり、今日はその立ち上げの会に行ってくる…と。
前述のサロンとは関係ない話のようでした。
出かける先はすぐ近所で、80過ぎ(年女)でも1人で歩いていける距離。
「仲間が出来て良かったね、行ってらっしゃ〜い」と伝えました。
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義母は、昔養護教諭をしていたこともあり、活動的。今も車を運転しています。
私は主人と結婚してその1年後に義両親と二世帯住宅の形で同居を始めました。
今年で私たちは結婚29年、同居28年になりますので、色々あれこれありはしましたが、いくつになっても好奇心旺盛な義母は、人生の先を歩く先輩として見習いたいことが多いです。義父が亡くなって10数年経ちますが、自由な時間が出来てハツラツとしています(^^;;
私が東京までコンサートや舞台を観に行くことにも肯定的。義母自身もこれまでよく歌舞伎を観に上京していたからです。
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今朝、麻雀のことで少し話をしていて面白かったのは、
「自分以外の3人はみんな男の人、この歳で異性と話するのが楽しみ」
「周りの同年代の女友達は、みんな昔話しかしなくて話がつまらない」
と言ってたこと。
私としては義母も、そういう女友達と同じと見ていたので、新しい刺激にワクワクしている様子に、つい笑っちゃいました。
「その歳でそんな好奇心があるのは大したもんだね」
と言ったら、
「うちで若いもん(私たちや孫?)と一緒に暮らせてるから、気持ちに余裕が持てるんだよ」
と、思いがけない返答が帰ってきました。
なるほど、そういうものか…。
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83歳で、認知機能は多少低下し、耳も遠く、自分中心で振り回されることも多いけれど(あれ?愚痴ってる?(^^;;)、年配者は年配者なりに、周りに迷惑をかけないように、毎日少しでも楽しく過ごそうと努力してるんだ…と、気付かされました。
自分がその歳まで生きたとして、果たしてそんな前向きに居られるだろうか…。
これまでも活動的な義母を見るたびに、我が身に置き換えて考えてきました。
気がつけば私も50代後半。
若い子(関ジャニ∞丸山隆平)を好きなお陰で、周りの同年代より精神年齢は多少低い(若い)かもしれませんが、他にも興味のあるものは多く、やりたいこともたくさんあります。
近くでアクティブな義母を見てきたからなのかな…とも思います。
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私の座右の銘(にしては長いけど)は、
幼にして学べば、壮にして成すことあり
壮にして学べば、老いて衰えず
老にして学べば、死して朽ちず
(佐藤一斎著、「言志四録」の「言志晩録」第60条…らしいです。今ネットで調べました(^^;;)
仕事でたまたまこの文章に出会い、すごい衝撃を受けました。
特に、老にして学べば…の一節。
年寄りになって学べば死んでも朽ちないの⁉︎って。
その意味をあれこれ考えました。
解説では、
《老いても学び続ければ、自分が死んだ後もその業績は残り、次の人々に引き継がれていく》とのことでした。
私のような普通の人間は業績も何もないけど、いくつになっても好奇心を忘れずになにかを吸収しようとする姿は、周りの誰かの記憶には残ってくれるのかな?…と解釈して、いくつになっても前向きに生きたいものだと思っています。
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長くなりましたが、今日は楽しそうな義母の姿に、自分のこれからにも想いを馳せてみました。
お読み頂き有難うございました。