memorandum

60代主婦、「ねぇねぇ、聞いて…」のよろず話。

天声人語の書き写しはお習字の時間

 

昨日の続きのような記事になりますが…。

 

“丁寧に文字を書く”を意識しながら、久しぶりに「天声人語」の書き写しをしました。

私は専用のノートを持っていて、マス目も新聞の天声人語と同じ。

 

1文字ずつゆっくり書きながら、

「あれ?これって、硬筆のお習字?」

と思い始めました。

罫のノートではなくてマス目だから、余計そう思ったのかもしれません。

 

そう気づいたら、なんだか書き写しが面白くなりました。

 

*       *       *

 

以前、何年間か毛筆を習ってました。

大字、かな、昇段試験では条幅も書き、大変でしたが墨の香りが好きだったし、紙の白と文字の黒のコントラストも好きでした。

 

今回、綺麗に文字を書くことに意識を向けた時、また毛筆をやってみようかな…とも思いましたが、“習いに行く”、“課題を家で練習する”など、現実を考えるとやっぱりハードルはちょっと高い。

 

でも、この書き写しは硬筆の練習にもなってる?

そう思ったら、テンション上がりました(°▽°)

 

*       *       *

 

あと…、

私、ペンなどの持ち方にコンプレックスがあって。

(ギュッと握ってしまう)

少し前からYouTubeなどで、正しいペンの持ち方を研究(笑)して、時間のある時は正しい持ち方で文字を書いたりもしてるのです。

でも、長年ついた持ち癖はすぐには直らないし、正しいとされる持ち方では力がうまく入らず、すっごい下手な字にσ(^_^;)

 

*       *       *

 

だからそれも含めて、

・正しい持ち方で

・正しい文字を

・丁寧に書く

…が身につくように、「天声人語」の書き写しは《お習字の時間》と思って、《正しく書くこと》に向き合いたいなと思ってます。

 

 

字を書くことって、普段は何かの〈目的〉のための〈手段〉。

でも、お習字は〈書く〉が目的。

毛筆を習ってた時、〈書く〉が目的のこの時間って、贅沢で良いな〜と思いました。

 

今度は硬筆で、この贅沢な時間を、少しでも日々の中に取り入れたいです。

(自宅で天声人語を書き写すだけですけどね(^^;;)