monologue

60代主婦のひとりごと

映画『オレンジ・ランプ』

 

先週公開になった映画『オレンジ・ランプ』を観てきました。

 

最近よく映画館に行くので、〈近日公開作品〉として何度も予告編を観て、絶対観たいと思ってました。

 

映画って公開になってもすぐ上映回数が減ってしまい、観たい時間の上映がなくなってしまうので、観られるうちに…と週明け早速行ってきました。

 

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内容は大体分かってはいたけれど、主演のお二人の演技に引き込まれました。

特に和田さん演じる、若年性認知症当事者の悔しさ悲しさ、先への不安怖さ‥のリアルさ。

そして、当事者の集まりに出たことをきっかけに、本人や奥さん(貫地谷しほり)が前を向いていく姿には胸が熱くなりました。

 

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認知症については、あちこちで「認知症サポーター養成講座」が行われたり(私も行きましたが)、《認知症になっても地域で暮らせる社会に》みたいな空気になってきてますよね。

でも、そうは言っても、当事者やその家族にしてみると、周りに知られたくないとか、周りに迷惑をかけたくないなどで、家族だけで抱え込んだり…してしまいがちかもしれません。

 

映画から、

認知症に限らず、自分が困った時大変な時は、周りに助けを求めていいんだよ。

誰の心にも“思いやり”があるんだから。

…というメッセージを受け取りました。

 

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映画後半は、何度も涙が出ました。

観終わった後は心が温かくなりました。

帰り道に思い出して、またウルッとなったりもしました。

 

良い映画でした。

 

観客は年配のご夫婦が多かったです。(わかるなぁ)

 

お読み頂きありがとうございました。