monologue

60代主婦のひとりごと

「この世界の片隅に」

昨日から始まった日曜劇場「この世界の片隅に」。

一昨年から去年にかけてアニメ映画が話題になってましたね。

 

私もだいぶ遅れてですが映画を観ました。

のんさんの可愛らしい声が、主人公のすずさんによく合っていて、忘れられませんでした。

今回実写のドラマになると聞いて、イメージが壊れたら嫌だな…と懸念してましたが、全くそんなことはありませんでした。

 

主人公すずを演じる松本穂香さんは、以前朝ドラ「ひよっこ」で澄子を演じた女優さん。

あの時もホワーンとした役で、今回のすずとも似てるかもしれません。

松本さん、「ひよっこ」の時はメガネ姿でしたが、その後CMで素顔を見てあまりの可愛らしさに驚いたものでした。

今回も、大きな目とふんわりした笑顔で、すず役を好演されてます。

 

ほかのキャストさんもみんなぴったりで驚きました。

夫役の松坂桃李さんも、なるほど…、アニメのイメージによく合います。

そのお姉さん役の尾野真千子さんも、ちょっと意地悪だけど根は温かい人…の役にぴったり。

驚いたのは、すずのお母さん役の仙道敦子さん!

昔、もう20年以上前、トレンディドラマで何度か観て、繊細な演技が好きでした。

緒形直人さんの奥さんですよね。

まさに20数年ぶりの女優復帰。

でも、さすがだな…と思いました。

優しく強い戦時中のお母さん役を上手に演じておられました。

 

そして、

1番驚いたのと、1番楽しみなのが、遊郭で働くリンさんを演じる二階堂ふみさん!

ドラマ冒頭の出演者のところに名前があり、誰の役?と思ったらなんと遊郭(遊女)の人の役!

ついこの間まで、「西郷どん」で可愛らしく強い〈愛加那〉を好演していただけに、今度はどんな二階堂ふみさんが見られるのか、とっても楽しみです。

 

このドラマの舞台である広島県呉市は、先日の西日本豪雨で甚大な被害が起き、犠牲者も多数出てしまったところ。

被災者の方々にはドラマを観る余裕などないかもしれませんが、夏の間このドラマが被災地の人たちの支えや癒しになったらいいなと思います。

 

この酷暑、まだしばらく続くようで、本当に残酷です。

遠くで何も出来なくて申し訳ないです。

今は立ち寄ったお店などで義援金の箱を見つけては気持ちをお届けする毎日です。

 

一日も早くいつもの日々に戻れるようお祈りしています。