monologue

60代主婦のひとりごと

終わっちゃった(T_T)(@西郷どん)

1年間観続けて来た大河ドラマ西郷どん」が、昨日で終わってしまいました。

私は録画を今日観たのですが、もうずっと泣きながら観てた気がします。

原作や史実などで結末は分かっているのですが、鈴木亮平くん演じる西郷が、本当に温かくて優しくて、だから終盤の辛さが痛いほど伝わり、最後は本当に観るのが辛かったです。

そして、吉之助と同じくらい辛かった大久保も、瑛太くんが好演してくれました。

明治期に入り、どんどん冷徹になってしまう大久保ですが、時折見せる人間臭さが切なくて。

西郷との訣別に思わず涙する姿や、感情が抑えきれない時の「吉之助さぁ」の呼び方に、思わず涙がこぼれました。

西郷の訃報を受けての「吉之助さぁ!吉之助さぁ!」の号泣は、こちらも号泣でした。

同じく観ていて辛かったのは、弟の信吾(従道)を演じた錦戸くん。

大好きな兄さぁの気持ちもわかるし、自分も海外視察をしてきたから大久保の想いもわかる。その狭間で苦しむ姿を好演してました。

吉之助が、辛さを抱えても自分の想いを貫いて自ら清々しく散って行ったことを思うと、大好きな兄さぁを助けられなかった無念を抱えて生き続けた信吾は、どんなに辛かっただろう…と、思い返すたびに泣けてきます。

糸さんが初回に、西郷の銅像除幕式で「こんなのうちの人じゃない、違う」と言った伏線の回収は?…がネットの記事に書かれてましたが、最終回で、みんなが空の星(たまたま地球に接近していて大きく見えた火星)を「西郷星」と言って拝んでいることに対し、糸さんが家族に「旦那様はみんなに見上げられる人ではなく、地を這って弱い人に寄り添うお方」(ニュアンス)って言ったのが回収だったのではないかと思います。

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昔の人達が命を賭けて変えようとしたこの日本は今、その当時の人たちに誇れる国なんだろうか…。

今の日本が出来るまでに、どれだけの人達の尊い命が散り、どれだけ沢山の血が流れたか…。

そんなことに想いを馳せる良い機会になりました。

維新から150年の節目の年、平成最後の大河ドラマに相応しい作品だったと、私は思います。

感謝です。

でも、終わってしまって、今はただただ淋しい。早くも「西郷どん」ロスです(T_T)

 

お立ち寄り頂き有難うございました。m(_ _)m