monologue

60代主婦のひとりごと

私の人生にはいつも谷村さんがいた

 

寝る時にいつもつけているラジオ。

夜中に目が覚めて止める時もあるけれど、今日はそのまま《ラジオ深夜便》から《マイあさ》になってました。

そして、耳に入ってきたのが谷村新司さんの「陽はまた昇る」。

昨日の訃報を受け、番組へのリクエストが多かったのでしょう。

ちょうど朝陽が昇る時間だったので、久しぶりにこの曲を聴きながら、あぁ、本当なんだよな〜(谷村さん逝去)と、朝からしんみりしてしまいました(^^;;

 

*   *   *

 

今朝は、どの局の情報番組でも谷村さんの、アリスの曲が流れてきて、なんだか不思議な気持ちでした。

でも、それだけ大きな功績を残した人、時代や国を超えて人々の心に沢山の大切なものを残してくれた人なんですね。

そんな谷村さんに、リアルタイムで人生の色々な場面を支えてもらい、励ましてもらってこれた私は、本当に幸せだと思ってます。

 

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アリスに出会った高校時代、失恋した時は「帰らざる日々」を泣きながら歌ったっけ(*´ー`*)

(今じゃありえないような歌詞だけど(^^;;)

 

社会人になってから、別れの辛さは「レストランの片隅で」で乗り越えたっけ。

 

結婚して、子育てに追われている頃は、その少し先を生きる谷村さんの「男と女に戻る時」を聞いて、そんなふうになれるのかなぁって思ったものだ(笑)

 

歳を重ねて、大切な人たちを見送ることが増えて来ると、「流星」が心に沁み入り、何度も聞いた。

 

私より15歳ほど年上の谷村さんが紡ぐ歌詞は、いつも私がこれから行く道にポッと小さな灯りを灯してくれて、いつもその灯りを頼りに歩いて来た…と言えます。

 

それが谷村さんでよかった…。

人生の道標が谷村さんでよかった…。

心からそう思います。

 

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子供達が小さい頃、よく読んであげた絵本。

でも、内容は大人にこそ響くものです。

大好きで、今も本棚にあります。

みんなが慕っていたアナグマが亡くなり、みんなとても悲しむんだけど、それぞれが思い出話をするたびに、アナグマからもらったものの豊かさ(知識や知恵や想い)に気付き、悲しさよりも温かな気持ちになり、アナグマにお別れが言える…っていうお話。

 

谷村さんに対して、今まさにこの気持ちです。

 

谷村さんからもらったものの豊かさに、心から感謝できる。

そして、それを糧にこれからの人生も、ちゃんと歩んでいこう…って思えるのです。

 

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昔の曲ですが「宝石心」という曲があって。

あまり知られてないけど、谷村さんからの素敵なメッセージとしてずっと心にありました。

今、特に響きます。

(ネットで調べたら一青窈さんとのデュエット曲になっました。)

 

好きな曲は沢山あり過ぎて、簡単には書けないけれど…。

アリスだったら「さらば青春の時」。

谷村さんだったら「」。

かな。

 

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節目に発売されたりすると、やっぱり買ってたCDの全集的なやつ(^^;;

同じ楽曲いくつも入ってるんですけどね〜( ̄▽ ̄)

でも、この「STANDARD 」(3枚組)のアリス時代のディスクは、すべてライブ音源で感動(T ^ T)

 

そのうち心が落ち着いたら、またじっくり色々聴こうと思います。

 

すみません、コアな記事でしたm(_ _)m