monologue

60代主婦のひとりごと

お料理をいただくこと

 

昨日の夕食、今日の朝食(旅館で)、今日のお昼(外食)と、3食上げ膳据え膳でした(^^;;

(あ、昨日のお昼もお蕎麦屋さんだったから4食…(^^;;)

 

今日お昼に寄ったのは、家の近くだけど初めて寄った洋食屋さん。

こじんまりしていて、(多分40代の)ご夫婦2人でやってるお店。

ご主人は厨房でひたすら料理を作り、奥さんが1人で運んだり片付けたりレジをしたり…と忙しそうなのに、明るく楽しそうにキビキビ動き回られてて、見ているこちらも元気になるような素敵な方。

 

店内には、何故か野菜の絵がいくつも飾られてました。

デッサンみたいなのとか、緻密に描かれた水彩画とか。

誰が描いたのかはわからないけれど、飾るってことは“食べ物”が好きなんだろうな…と感じました。

 

そして気になったのが、お米に顔が付いてるイラストの横に書かれてた、

「食べ物に感謝して、残さずきれいに食べましょう」

という言葉。

 

お店の隅にあって、たまたま見つけただけでしたが、「食べ物に感謝して…」という一文は心に響きました。

 

出てきたお料理(私はチキンカレー、夫はパスタ)は、とっても美味しくて、奥に見えてるご主人の“食べ物に対する愛情”を感じ、残さず頂きました。

 

*   *   *

 

昨夜の旅館は食事付きだったので、夕食も朝食も、たくさんのお料理がきれいに並べられて運ばれてきました。

ひとつひとつは少しずつですが、種類も多くて、2人とも夕食は食べきれませんでした。

朝食は…、普段からそんなにたくさん食べるわけではないので、これまた食べきれず。

 

旅館の調理場で専門の方々が一生懸命作ってくれたのに…と、申し訳ない気持ちになりました。

 

*   *   *

 

普段料理をする側だから、他所でお料理を頂くと、色々なことを考えます。

作り手はそれでお金を貰ってるんだから…とは言え、プロとしてお料理を提供するからには、食べる人が喜んでくれるように…、食べる人が見て美味しそう、綺麗と思ってもらえるように…という思いで、作ってくれてるんですよね。

特に旅館の食事は、食器や飾り付けも凝ってて芸術のようです。

 

だから、食べきれず下げてもらうのは、本当に心苦しかったです。

 

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今は朝食だけでなく夕食もバイキング形式の旅館もあるとか。

フードロスを考えたらバイキング形式は良いことかもしれませんね。

 

宿泊先に何を求めるかってことかと思いますが。

 

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『食べ物に感謝して、残さずきれいに食べましょう』

 

肝に銘じます。

 

お読み頂きありがとうございました。