monologue

60代主婦のひとりごと

和楽器の話。

毎週日曜日の夜中(関東では)に放送されてる《関ジャム完全燃SHOW》という番組があります。

私はエイター(関ジャニ∞ファン)なので毎週録画してますが、この番組は広く音楽のお話を、それぞれの専門家を招いてレクチャーしてもらえるので、テーマによっては誰でも楽しめます。

昨日のテーマの『和楽器』がそうでした。

東儀秀樹さんや〈和楽器バンド〉のメンバー、小鼓の奏者の方がゲストで、色々面白いお話をしてくれました。

 

特に、東儀秀樹さんによる雅楽のお話は、音楽の授業でしか聞いたことがないような事を分かりやすく解説してくれて興味深かったです。

 

*笙(しょう)について

・1400年(奈良時代)から形も音も変わってない。

・笙がヨーロッパに伝わって、パイプオルガンのルーツになった。

・音色は〈天から光が降りてくるイメージ〉。

篳篥(ひちりき)について

雅楽のリード楽器。(雅楽には指揮者がいないので、篳篥奏者がバンマス)

・人の声に似ている音色は〈地上を表す〉。

笙(天)と篳篥(地)の合奏で宇宙空間を表現しているそうです。

 

また、箏についてのお話で興味深かったのが、

『昔、大陸には25弦の箏があり、偉い箏弾きが自分の2人の娘達にその箏をあげようとしたら娘たちは「自分がもらうんだ」と喧嘩が絶えなかった。仕方ないのでその父親は箏を半分に切り、12弦と13弦の箏にして2人に与えた。そのうちの13弦が日本に伝わった。韓国には12弦の箏があったという歴史がある』

というお話。

東儀秀樹さん直々のお話には説得力がありました(O_O)

 

日本人でありながら、私は自分の国の文化や芸術などについては学校で習った程度の知識しかありません。

歴史は好きなのですが、芸術などはなかなか敷居が高かったりで馴染みづらいと思ってしまいます。和装もそうだし、茶華道も。

海外の人たちの方が熱心に興味を持ったりしてますよね。

せっかく素晴らしい芸術があるのに…と反省しました。

 

〈関ジャム完全燃SHOW〉は、博識な古田新太さんもレギュラーで出ているので、シロウトにもわかりやすく音楽の世界を学べて楽しいです(^^)(宣伝ではありませんよ)

 

お読み頂き有難うございました。

 

あ、追伸。

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