先週(8/12)、夫と落語会に行って来ました。
このお知らせが届いた時、
「俳優の風間杜夫さんが落語?」
と驚いて、早速チケットを取っておきました。
夫は、去年の冬に知り合いに誘われて風間杜夫さんの舞台(日生劇場)を観ていたので、興味持つかな?と、2枚取っておきました。
私は、落語好きの実家の父親の影響で、子供の頃から(テレビやレコード?で)落語に親しんできました。
でも、生で聴く機会はなかなか無くて、今回でやっと3回目かな。
今年の冬にはこちらに行き、
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久しぶりに生の高座に触れ、改めて落語(話芸)の上質な笑いって好きだなぁ…と思ったので、その後もどこかで落語があったら…とチェックしてました。
* * *
今回の公演、最初は、柳家小はださんの『権兵衛狸』。
昔聞いたことがあったので、懐かしかったです。
次が風間杜夫さん。
自己紹介がてらのお話でしばし笑わせてくれてから始めたのは『火焔太鼓』。
さすが俳優さん!小気味良いテンポと上手な間。二役も上手に演じ分けてました。
当日配られたリーフレットによると、風間杜夫さんが落語を始めて、もう27年にもなるそうです(O_O)
びっくりでした。
仲入り後に登場したのは、曲芸師さん。
翁家和助さんという方。
昔お正月番組にいつも出てた、海老一染之助・染太郎のお二人がやってたような曲芸。(昭和世代ならわかるかしら?w)
傘の上で色々な物を回したり、
皿回しをしたり(包丁の刃と刃を繋げて、その上で皿回し!)、
口に咥えた扇子の上で、湯呑み茶碗を3階建て(間に板を挟む)にしたり、
横笛を吹きながらその笛の上に棒を立てて、(たしか)皿回しをしたり、
会場が、ドキドキハラハラと拍手喝采で盛り上がりました。
こういう曲芸って一発勝負。しかもやるのは生身の人間。
失敗だってあるだろうに、見事に全て大成功でした。
ただ、観る側は流れをよく知らないから、途中で拍手喝采になり、和助さんが中断して「あ、まだやってませんからw」と教えてくれる場面も(^^;;
この方、お話も上手で、真剣な芸の合間の緩い喋りが可笑しくて(ご自身の緊張を解くためでもあるのかな)、すっかりファンになりました(^^)
そして、大トリは柳家喬太郎師匠。
ちょっと私の知識不足で、演目は何かわからなかったのですが、大酒飲みの父親と息子が禁酒を誓うのですが、結局それぞれベロンベロンに酔っ払う…というお話でした。(創作?)
話芸ももちろんですが、お酒を飲む仕草、飲む音、酔っ払いの様子がほんとに上手!(当たり前だけど)。
こういう細かい所が見られるのが生の醍醐味でしょうかね。
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写真にあるように、チケット代は3,800円。
この金額でこんなに色々楽しめるなんて)^o^(
この日も猛暑だったけど、しばし暑さを忘れて楽しく過ごせました。