monologue

60代主婦のひとりごと

あれから一年…

お題「#この1年の変化

 

お立ち寄り頂き有難うございます。

 

今日は義母の命日。

去年の今日、突然のお別れをしました。

 

hedahada.hatenablog.com

 

車に乗ってての最期でしたが、死因は大動脈乖離。

ほぼ即死状態で、でも、奇跡的に自損事故になったことは本当に不幸中の幸い。

(交差点の手前で道路脇にぶつかった)

ご先祖さま達が、遺される私たちが苦労しないように、そうしてくれたのだと思ってます。

 

*   *   *

 

今日は主人もお休みを取って、一緒にお墓参りをしました。

一周忌はこの間の日曜に、私たち家族3人だけで済ませたので、今日はお線香だけあげてきました。

 

はてなのお題「この1年の変化」…は、コロナ禍での一年を振り返る意味でのお題かと思いますが、私にとってはコロナ禍の一年=義母を思い出す一年でした。

 

納骨(四十九日)の時は第1波の最中。

法要の数日後には全国に緊急事態宣言が出されました。

得体の知れないコロナウイルスに、みんなが怯えていた中での法要はすごく神経を使い、会食も急遽取りやめたり…と、バッタバタでした。

その時主人が、集まった親戚の人たちに言ったのは、

「新盆にはゆっくり母の思い出話もできるだろう…」

でした。

 

でも、8月は第2波真っ只中。

来客はそれなりにありましたが、みんなマスクをしたまま。

飲食をお出しするわけにもいかないので、ペットボトルのお茶と引き物をお渡しするのみ。

来てくれた親戚に主人が言ったのは、

「一周忌の頃には、さすがになんとかなってるだろうから、その時ゆっくり思い出話をしよう」

 

そして迎えた一周忌は第3波の中。

親戚は高齢者がほとんど…なので、もう、うちだけ(家族だけ)でお寺に行って済ませようと決め、ひっそりと(笑)先日、一周忌供養をしたわけです。

 

*   *   *

 

御殿場に嫁いだ長女は、新盆には帰省したけれど、今回は遠慮してもらいました。

家族だけだからいいかな…とも思ったのですが、やはり〈久しぶりに会う〉ことへの不安が消えなくて。

家に泊まるわけだし。

気にし過ぎかな…とも思いましたが、やっぱり不安は拭えず、「ごめんね」ってことにしました。

 

*   *   *

 

そんな一年を過ごして、迎えた命日の今日。

 

1年前の今日の夕方5時頃、警察からの第一報を受けた私。

あれ以来、夕方一人で家にいる時電話が鳴ると、ドキッとするクセが付いてしまいました。

(トラウマ)

あれ以来、特に、朝出かける主人や娘に「気をつけてね」と、心から言うようになり、仏壇にお線香を上げながら、「家族が無事に帰ってきますように」と心から祈るようになりました。

 

リンクに貼った去年の記事は、東日本大震災の日の記事。

震災で突然大切な人を亡くした多くの方々の想いには及ばないかも知れないけれど、朝元気に出かけた人がそのまま帰らぬ人となる経験は、少し通じるものがあるかな…と思い、あの日に記事を書いたのでした。

 

*   *   *

 

この一年で、コロナで亡くなられた方々の無念、そしてご家族のやりきれない悲しみを思うと、本当に辛いです。

そして、まもなくやってくる、東日本大震災から10年の3・11。

 

毎年2月から3月は、今ある何気ない日常が、当たり前ではなくかけがえのない時間であることを再確認する期間となりました。

 

余談ですが…、

明日(2/26)は、実母の命日。

今年は七回忌です。(お墓参りするだけだけど)

2月は母(義母)を想う月間です(^^;;

 

 

長くなりましたが、お読み頂き有難うございました。