令和改元時に各地の神社では、御朱印を求める人の行列ができ、凄いことになってましたね。
よくお邪魔するブロガーさんの愛奈さん(id:thukubanpaku)の記事で、浅草神社の出来事(御朱印を求める客が巫女さんに暴言を浴びせたとか…)を知り、とても驚きましたが、その後、とうとう三社祭りに合わせた特別御朱印の配布を見送ることにしたそうですね。
浅草神社の特別御朱印の列は凄かったようで、何時間も待つ客がイライラを巫女さんや神社関係者にぶつけたのでしょうが、なんとも残念な話だな…と思いました。
御朱印集めはスタンプラリーじゃないんだから…と思いますがね。
さらに、頂いた御朱印がネットオークションやフリマサイトで高額で取引されていることも、取り止めの理由だそうです。
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以前、テレビで見て、地元ながら初めて知ったのですが、群馬県の高崎にある少林山達磨寺(ダルマさん発祥のお寺)は、「御朱印は、納経の証である」という本来の意味を大事にしていて、参拝客は写経(その場でできる)を納めて初めて御朱印を頂けるのだとか。
その番組で、他の寺社で御朱印をどんどん集めてたタレントさんは、そのお話にとても驚いてました。
私もそれまで、御朱印はお参りさえすれば頂けるのだと思っていたので驚きましたが、よく考えれば当たり前のことなんだ…と納得しました。
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今、御朱印集めがブームになっていて、沢山の人たちが寺社に興味を持ち、あちこちに出かけてます。それは良いことだと思いますが、本来の意味を理解して、謙虚な心で頂くものであることを忘れちゃいけないなと思いました。
ましてや、ネットオークションやフリマサイトで《売る》なんて…(*_*)
言語道断ですよね。
今度、少林山で納経し、御朱印を頂いて来ようと思います(*^_^*)
お読み頂きありがとうございました。