monologue

60代主婦のひとりごと

気軽に《道》を楽しめたら…。

映画「日日是好日」を観てから、茶道に興味を持ちました。

でも、習うにはお金の問題も含めて敷居が高くて無理だと諦めました(^^;;

着物も必要だろうし、自分じゃ着られないし、それ以前の問題で着物…買えないし。そんな〈ないない尽くし〉で、一瞬描いた夢は終わりました。

 

華道、茶道、書道…などなど。《道》の付くものは敷居が高いなぁと思います。日本の伝統芸術や文化のものだから仕方ないのかな。

昔、若い頃職場にお花の先生が来てくれて、週に一度お稽古をしていたことがありました。少しの期間習った後、一番下の階級の試験みたいなのがありました。それは特に難しいものでもなく(誰でも受かる)、新たな名前の看板みたいなのを頂きました。あ、頂いたのではなく…、《買いました》。そこそこの金額だった気がします。

書道も習いやすい環境(ママ友が先生)だったため、数年間習い、師範を取りました。雅号も付けて頂きました。

その時は先生がママ友ということもあり、謝礼などは世間並み以下にしてくれましたが、そのママ友の話だと、展覧会などで賞をもらうと、その賞金はそのまま指導してくれた先生への謝礼になったり(数人に謝礼をする場合もある)で、自分に残るのは〈何賞受賞〉の名誉だけだとか。

書道の場合は、半紙、筆、墨などにもお金がかかることは自分でも経験して知ってます。

私は結局師範を取った後、仕事などの関係で続けられず辞めてしまいました。

お茶やお花、書道など、優雅に嗜むにはお金にも余裕がないと難しいんですね。

伝統やしきたり、慣習などは大事なことですが、もう少し気楽に楽しめたら、日本の伝統文化も裾野が広がるのになぁ…(*´◒`*) なんてね。

庶民の戯れ言でした。

お読みいただき有難うございました。 (*^_^*)