monologue

60代主婦のひとりごと

手書きを意識する。

先日の記事にも書きましたが、「スマホ認知症」というインパクト大の言葉が忘れられず、アナログ生活を意識する今日この頃です。

スマホタブレットを使うようになってから、急に減ったのが《手書き》。

とにかく便利だし書き直しもすぐできるので、スケジュール管理や買い物メモも、スマホを使ってる毎日です。

でも、最近「自分の手で書くことって全然してない(ーー;)」と気づき、愕然としました。

そして思いついたのが《天声人語の書き写し》。

実は去年の夏に思い立って始めたのですが、仕事が忙しくなって中断し、それっきり。

天声人語の書き写し》は、専用のノートもあるようですが、私は縦罫15行の学習ノートを買いました。

でも、この〈縦書き〉って意外と書きづらい(^^;;

普段ほとんどが横書きの生活?のため、去年の夏に書き写しをしていても、なんか書きづらくてつまらない(~_~;)

書いた紙面を見ても、文字が思い通りに並ばなくて落ち着かない。こんなに字が下手だったかしら…と、すっかりモチベーションも下がってしまいました。

 

そこで今回再チャレンジするにあたり、私は書き慣れている横書きで書き写すことにしました。

天声人語書き写しポリシー》には反する邪道かもしれませんが、これは自分のためだけに書いてるものだし、何より自分が楽しく向き合えることが一番かな…と。

で、横書きで始めたら…、あら楽しい(°▽°)

横書きだと文字の下に罫線があるので、文字列も綺麗に揃います。書き慣れてる流れなので、量を書いてても苦になりません。目から鱗でした。

あと、書き写しで良いところは、漢字の勉強ができること。

私は数年前に漢検2級を取って、その後調子に乗って準1級の勉強を始めたのですが、これが難しくてサッパリ解らず半年ほどでリタイア。

それからは意識して漢字に向き合うことも無くなってました。スマホで打てばすぐ変換してくれるし。結果、読めても書けない漢字ばかり。今はもう漢検2級の力は全くない…と自己嫌悪(−_−;)

漢検2級のテキストでまた漢字練習をしようか…とも思いましたが、どうも気持ちが向きません。アプリを使って漢字の勉強をするのは、自分の手で書かないので意味ないし。

でも、それも《天声人語の書き写し》が解決してくれました。

毎日色々なジャンルの話なので、色々な漢字に出くわすから刺激的(*^ω^*)

紙面をずっと見ながら書き写すのではなく、センテンスごとに記憶して書いてみたり…と、記憶力も鍛えようと努めてます。

このように、頭と手を使った脳トレとして《天声人語の書き写し》は、日々の楽しみになってます。

仕事が忙しくなったらまた中断してしまうと思いますが、今度はそのままにせず、週末だけでも…くらいのゆるさで細く長く続けられたらいいな…と思ってます。

 

お読み頂き有難うございました。

m(_ _)m