monologue

60代主婦のひとりごと

国父様に感服!(@西郷どん)

記事にこそ書いてませんが、大河ドラマ西郷どん」は、初回から欠かさず観ています。

ドラマも幕末の革命編を過ぎ、いよいよ最終章の明治編に入りました。

毎回、吉之助の心の奥の辛さ切なさに涙するのですが、一昨日の回では、国父様と吉之助のシーンに涙しました。

若い頃から斉彬の陰で卑屈の塊のようだった久光。でも、国父として引くに引けない状況で幕末を乗り越え、明治に入っても、頑なに藩主であり続けようとする姿は、どこか滑稽でありつつ悲哀を感じ、胸が詰まります。

そして、久しぶりに訪れた吉之助に対しても、薩摩藩の国父であり続けようとします。

吉之助と対峙する久光が

「今の日本は、兄とお前が描いてた新しい国か」と尋ねた時、苦しい胸の内を思わず吐露してしまう吉之助に対し、

「こん、やっせんぼが!」

と一喝します。

この一言に、私、ドキッとしました。

奇しくも、久光の兄・斉彬が幼少時代の吉之助に向けた喝だったからです。

そのあと「やると決めたら最後までやれ」みたいな台詞が続くのですが、それを受け止める吉之助の万感の想いに、もらい泣きしました。

素晴らしいシーンでした。

そしたら、今日のネットの記事で、あの「やっせんぼが!」はアドリブだったと明かされていて、さらに驚きました。

記事では、「あの台詞を言えるのは久光だけ」と青木崇高さんが語っておられたとあり、もう、国父様にはただただ感服致し、改めて久光ファンになりました(´∀`)

以前からかなり振り切った青木崇高さんの久光は人気だったようで、私も好きでしたが、さらに惚れました(^^)

西郷どん」も撮了となり、放送も残り少なくなってきました。

第1回の最初のシーン、西郷隆盛像の除幕式に辿り着くまで、これから辛い展開が待っているかと思うと切ないですが、しっかり見届けたいと思います。